トップページ食卓にワイン -グルメコラム-

<今年の土用の丑の日は7月28日>
うなぎとワインはいかがですか?

「土用の丑の日」と「うなぎ」の組み合わせは、江戸時代の学者、平賀源内が考案したうなぎの広告宣伝なのはご存知でしょうか? 夏場に消費が落ち込むうなぎ屋の依頼でつくられたキャッチコピーだそうです。

今回のテーマ「うなぎとワイン」はそんな広告宣伝ではなく、れっきとしたワインの伝統に根ざしたものなんです。

フランスのワイン2大産地といえばボルドーとブルゴーニュ。 この両地方にはそれぞれジロンド河とソーヌ川が流れており、それらのもたらす気候への影響がブドウの生育に個性を与えているとも言われています。

そして、この2つの河川で獲れるのが「うなぎ」なんです。 ブルゴーニュのうなぎ料理はそれほど知られていませんが、ボルドーの郷土料理である「うなぎの赤ワイン煮込み」は大変有名な料理です。
うなぎは開かずに調理し、皿に取り分けるときに柔らかくなった身の部分と骨を分けて盛り付けをします。 うなぎのもつ濃厚さと煮詰めた赤ワインのコク、ベーコンのスモーキーな香りそしてベースとなるフォン(だし)の広がり。 これらがバランスよく一体化したときの美味しさは伝統的フランス料理のひとつの到達地点といえるでしょう。

では日本で「うなぎとワイン」をどうやって愉しみましょうか?

手はじめに「うざく」と「白焼き」をシャンパーニュでいただきましょう。ちょっと重めのオーブ県産ブラン・ド・ノワールがぴったり。 そして肝焼きをつまみながら北ローヌのエピスの効いたシラー。ゆっくりとうなぎの焼きあがるのを待ちましょう。 最後にお待ちかねのうな重には、古めのサントネーでいかがでしょうか? それでは皆さん、うなぎ屋でお会いしましょう。

- P R - 古めのサントネーにはこのグラス - P R -

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